ドイツ車大好きなお侍さん
まさか面接初日の真昼間から切られるとは参ったなァ。第一志望ではないし夜まで拘束されてからお祈り申し上げられても困るので良しとしたいがメンタルは爆死中。
初日切りの甲斐あって(?)暇になったこの日を利用し、日本学術会議が開催したシンポジウム「続・人文社会科学と大学のゆくえ」に足を運んでみた。
このシンポジウムは以前も紹介したが一年前のシンポの続きに位置付けられていて、「文系学部廃止」で話題となった政府・文科省の大学改革について問題提起と討論をする会である。
始まるころに傍聴席を見渡してみるが、
――アァさすがに半減したか
というのが率直な感想だった。去年は傍聴席も学者席も空きがなく、資料すら満足に行き届いていないほどの大盛況だったが、流石に一年たつと(ほとんど広報されていなかったこともあって)少なくなっている。とはいえ途中入出の方もおり、それなりの人数が傍聴した。
内容は趣旨説明、問題提起、討論。
いかに人文社会科学が重要か、政府の方針が愚かかの再確認は去年と同様。しかし去年は「縮小される文系を理系も応援しています」という共闘ムードが強かった気がしたものの、今年は「文系廃止の前に理系もダメダメじゃないか」という論調が(自分としては)強いように思えた。
理工・生物系を煽る様な結果にならなければよいのだが……
それにしても法学部で教えるべきことは道路交通法だと本気で考えている“有識者”の方の存在には唯ひたすら驚くほかない。SNSで学部の教育内容改革についてのスライドが出回った時はてっきり廃止反対派の風刺だと思ったのに。いやはや、後世に語り継ぐべきスライドだ。
シンポ終了後、大急ぎで学術会議ビルの裏にある国立新美術館のルノワール展へ突入。
横浜美術館にくわえここでも印象派画家の展示とあって大盛況で、ほとんど満足に鑑賞できず正直楽しめなかった。平日の閉館間際でもこれほどの人がいるとは……
※ ※
結果発表まで社会の歯車選手権が休止状態である以上、実写トランスフォーマー5登場キャラのコンセプトアートがマイケル・ベイ監督のTwitterで公開されることが最近の楽しみとなっている。
毎日朝8時~9時くらいに公開される瞬間それまでの胸の高鳴りは、試験結果に受験番号があるかどうかを死に物狂いで探すより健全だと思う、思いたい。
ベイ監督のアカウントの他このTF公式アカウントでも公開している。
公開されているのは今のところ、ホットロッド、ドリフト、スクィークス、クロスヘアーズ、ハウンド、バリケード。
満を持してのホットロッド登場に狂喜乱舞。スクィークスはどういう役回りなるのか……オオオ空想妄想が今から止まらないぞ( (└(:3」┌)┘) )
クロスヘアーズはほぼ変わらず、ドリフトは車種とカラー変更。お侍さんもどきなのにブガッディからベンツとはこれいかに。
ハウンドは武闘派のはずなのに何故か赤十字マーク追加(軍医を兼任するつもりなのか? 傷に唾つけて終わりそうなタイプだというのに)、1の途中で消え去ったバリケードはデザイン変更をなされ再登場。
これからも色々公開されて行くと思うと喜びしかない。
来年の公開日にタイムスリップしたい、切に。
いやその前にシン・ゴジラみたい。
葉月はもうすぐそこ
なかなか終わらない社会人選手権。
結果を出してくれないので終わろうにも終われない。
予備校に通わずここまできたのだもう良いだろう許してくれ是非お願いします
明日も面接、明々後日も面接、来週も面接、再来週も……アァ嫌だ嫌だ
今日はそんな現実から逃れる目的で、横浜美術館の「メアリー・カサット展」記念シンポジウムに参加した。
メアリー・カサットがアメリカの印象派画家といこともあって、題は「印象派の広がり」。カサットと印象派、仏印象派と米印象派を結び付けた基調講演や、ドイツ・ロシア・日本では印象派がどのように受容されたかなどの発表があった。
印象派大好き人間(正確には新印象派中期大好き人間)としてはドンピシャリなテーマでニコニコしながら入場。「日本人は印象派がお好き」というのは本当のようで、参加者数もかなりの数だった。
講演内容もフランスの印象派が各国でどのように受容され、どのように発展してきたのか(もしく批判されてきたのか)等々、世界の印象派のルーツを探るという点から大変勉強になったが、それ以上に聴衆の椅子一つ一つにミニテーブルがついていることに感動した。
メモを取りやすいし腕の置き所としても優秀。
この機能はより多くのシンポジウム会場に設置されてほしいと切に願う…φ(:3」∠)_
国立新美術館もルノワールを取り扱っているので今期は印象派ばかり。ありがてぇありがてぇ。欲を言えばもう一度新印象派展やってほしいなぁ。
国立新美術館といえば、その裏にある日本学術会議が再度人文社会系廃止の動きに関する公開シンポジウムを開催するそうな。
シンポジウムの告知チラシによれば、
これからの人文・社会科学はどうあるべきか、それを
発展させるためには何が必要かについて、社会に向けた
アピールを準備しています。その準備の一環として改め
て公開シンポジウムを開催し、各界からの問題提起を受
けて議論を深めたいと考えています。
前回と同様、学生・大学院生を含む大学関係者のみな
らず、この問題に関心をお持ちのメディアや市民の皆さま
の幅広いご参加をお待ちしています。
とのことなので、この猛暑就活中に行く勇気と気力があれば足を運ぶ予定。
前回(もう一年たったただと、馬鹿な!)は学術会議が声明を出したばかりということもあってかなりの人数が来場していたが、今年はどうだろうか。人文社会系が政府批判に終始して慰め合うだけにならないよう大勢いてほしい。
夏休みに突入するというのに全く喜べない。
フィンランド行きたい行きたい行きたいヾ(:3ノシヾ)ノシ
ドイツにも行きたいね
明日面接だと
再度自分の社会不適合っぷりを味わうことになろうて。
北欧フィーカさんから、ポストカードを頂いた。
片方はストックホルムの街並み。
もう片方はダーラヘストという「幸せを呼ぶ馬」だという。
本当はイヤホンのプレゼントキャンペーンであったが、外れてもポストカードを頂けて幸せである。もう一度ストックホルム行きたいなァ
しかしドイツにも行きたくなる出来事があった。
昨日、友人と共に映画を観に行った。
『帰ってきたヒトラー』。
現代にヒトラーがよみがえるという、単なる風刺映画としてはよくありそうな発想である。しかし「面白そうな風刺映画だ」位にしか思っていなかったせいで実際に鑑賞してみるとその出来に圧倒された。
ブラックユーモアやパロディがテンポよく散りばめられており、何度も笑った。しかし笑っている中で完全に笑い飛ばせない部分が多かった。現実としてヒトラーを旧世紀の遺物扱いできない現象が起こっている以上、思い返すたびに笑えない。拡散しやすいメディアや生活低迷、外国人排斥等々、日本でも他人事では全くない時事問題がかなり込められていた。
映画としても大どんでん返しが何度もあり、ヒトラー像が極悪非道のモンスターでなく人懐っこいオジサンとして描かれている点からしても、単純な風刺映画にとどまらない傑作だと思う。映像としても、脚本も、演技も……あゝ、もう一度観に行くべきかもしれない。少なくとも、「特定秘密」をねじ込んで風刺っぽくしているような某映画よりは何度でも見たくなる作品。
もっと具体的に書き連ねたいことがあるがネタバレはこの映画の真価を下げそうなのでここまでにして、あとは観た仲間との話し合い会にとっておく。原作小説も読んでみたくなった。こんな風刺作品が作りたい。切に。
いやその前に『ヒトラー 最後の十二日間』を観直した方がいいかもしれない。
パイロ君当選を祈願して、完敗~
社会の歯車選手権もようやく半分を越えた。
残り二か月でどんな職を手に入れられるか(或いは社会に出れないか)が決まるという次第だが、幾分かメンタルに余裕ができると今度は「ああ、もう猶予期間も半年しかないのか」という絶望の方が職を得られるかの不安より大きくなってきた。
少しでもやりたいことはやっておかないとという焦りがお出でになられたので、お迎えにあがらねばならない。願わくば今年も北欧に行きたいが……財政再建が急務という訳か(‘、3_ヽ)_
※ ※
何気なく図書館の新着図書コーナーを眺めていたら、こんな本があった。
自由主義は戦争を止められるのか: 芦田均・清沢洌・石橋湛山 (歴史文化ライブラリー)
- 作者: 上田美和
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: 単行本
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『自由主義は戦争を止められるのか:芦田均・清沢冽・石橋湛山』という、上田美和氏の著書だった(早稲田で講師をしていらっしゃるらしい)。
リベラリズムと戦争の関係について日本の戦前リベラリスト3人を歴史学的に研究して考察するというもの。リベラリズムと戦争については国際関係論のリベラリズム(理想主義)を軸にした研究が多く、日本の自由主義者(しかも丸山眞男さんより前のいわゆるオールド・リベラリスト)に焦点を当てているのは非常に新鮮であった。
当然この本では三者が戦争をどう考えどう行動したかが重要であるのだが、私としてはむしろ本書で少しだけ触れられている、石橋湛山らによって自由主義者の受け皿として『東洋経済新報』を発行し続けたことが一番印象深い。
「受け皿」はある部分で共通性のある色々な人を一つの空間・紙面にまとめあげることができるものの、意見の違いが顕在化すれば同質な少数で作るものより瓦解しやすい気がする。そこに本書でリベラリズムの定義として挙げられている自律と寛容のうち後者が現れているのかもしれないとも思った。
戦後文芸誌の方は本多秋五達が『近代文学』作って小説の自律を目指したのに左派と右派に寛容が無かったから失敗したが……
※ ※
そういえば選挙が近い。
勿論国政選挙の方は一有権者として当然に投票に行くつもりであるがそっちではなく、TeamFortress2の方の選挙(戦争?)。つい最近大型アップデート(TF2 - Meet Your Match)があったらしく、その中でクラス対抗という新しい形式が導入された。
コミックによればヘビー君が新しい武器を要求したらパイロ君と戦ってくれやとアドミニストレーターのおばあちゃんに言われてしまったらしいのでヘビーvsパイロ勃発という流れの様で。
この適当さが素晴らしい。
パイロ君の選挙ポスターに至っては「ホロー! ホロホロー!」みたいなことしか書いていない。まるでドイツのユーモア政党デパタイ(The party)が作ったこれみたいだ。
是非とも、是非ともパイロ君には勝利してもらいたい。
ついでに「支持政党なし」とかいう団体はデパタイ位のユーモアを持ってもらいたい
あゝ明日は説明会、来週は面接二つ。
半分終わったというより二回目スタートという感が強い。
早く終われ。ついでに酷暑も早く終われ。
駄洒落党の躍進、法律党の惨敗
猛暑だ。
いやおかしい、至極おかしい。
まだ6月も下旬に入ったぐらいだというのに、なんでこう30度越えを平気でかましてくるのか。熱中症日射病脱水症状、数多の悪魔が手ぐすね引いて待っているにしてはお早いご登場だ。お呼びでない。
この様子なら8月辺りは身体が溶けてなくなってるかな。それも良い、そのまま面接も溶けてなくなってしまえ。
唐突ながらミロという麦芽飲料がある。
久しぶり飲んだ、ミロを。
幼少時には缶のミロが自販機で買えたはずだけんども、今日この頃はほとんど見かけることが無く、たまにスーパーで粉のミロが売られているのを見かけるだけだった。
その粉のミロにも手を付けず幾数年、期せずして再びミロを飲む機会に巡り合ったのうが昨日のこと。
お世辞にも諸手を挙げて賛美できる程美味という訳でもなく、味としてはココアもどきと言わざるを得ず、大抵粉がコップの底に残る。満足度から言えばバンホーテンココアを飲んだ方が優位に決まっている。
しかし人間とは単純なもので、幼少期に好んで飲んでいたという「思い出」の三文字が加味されれば、何とも言えない味の薄さも奥深さに早変わりするのだから驚きだ。これからしばらく小説執筆のお供になるだろうて。
とりあえず飲んでミロと言いたい。
メンタル回復に比例して抜けた法律知識の穴を埋めるように、余計なことにばかり脳のキャパが使われて行くな?
社会の歯車選手権の結果が出るのははまだまだ先のことで一寸先は闇状態なのは変わっていないものの、一次試験の結果が軒並みそこまで悪くなかったことからある程度精神状態も良好になった。
詰まる所大変な単純野郎という自己分析に成功。
精神安定のおかげで、同期や後輩との次回文芸誌製作について話を進めることもできるようになってきた。
発行できるとすれば秋。
果たしてどのような面子で、どのくらいの完成度を持つ文芸誌を作り上げることができるか――ルーキーも非常に安定感と表現力のある小説を書ける逸材ばかりだから、今年の交流戦前のベイスターズ並に期待が膨らむ。
今から楽しみだ_(:3」[_]
文字通り熟議
喜ばしいことにメンタル回復期に入った。
4、5月の壊滅状態とは比べ物にならない。胃炎も鼻血も口内炎もない、思想と創作が彩る世界にカムバック。
どうやら絹豆腐程に脆すぎるメンタルは単純なことに少し上向く要素があれば全てバラ色に思えるらしい――ただ単細胞というだけではないかこれは(:3 _ )=
先日、学祭で後輩達主導の企画をやっていたので、足を運んでみた。
育児放棄した先達の無能ぶりにも挫けることなく、企画も販売も大変喜ばしい結果になったようだ。企画運営も私の時代より洗練されてきているし、これからが楽しみでならない。
学生っていいなァ眩しいなァ(´・_・`)
そういえばニュースを眺めていて久方振りにフィンランドの名前を見つけたので何かと思いきや、サウナの話だった。
バーガーキングにサウナか……
注文するときに“This one”“That one”“Yes”を連発し、コミュニケーションの大半を身振り手振りで済ませた身としては、ハンバーガーとポテト――たかがセット一つをを買うだけで手一杯あったからサウナの所在を尋ねるなど思いもよらなかった。
どうせこの先この記事のバーガーキング店舗を訪れてもセットの番号を連呼するだけに決まっている。英語はもう少し勉強しておくべきだった……
しかし去年、一昨年と短いながらフィンランドに滞在してみて、この人たちはどうしてそんなにサウナ好きなんだと現地の人に突っ込んだほどにはあちこちにサウナがあったのを覚えている。
オウル市庁舎前、この右奥にサウナがあった気が
オウル市の大きなホテル(確かクルムスホテル)にはサウナの階が地下にあった。それから湖の上に浮かぶ公共サウナがあったし、貸しキッチン・貸し部屋などにもサウナ付属といたる所にサウナが存在していた。上の記事の通り大学にもあった気がする。
日本で飲み会用の貸し切り部屋に風呂が付いているというのはあまり聞かない。そこまで好きか、サウナ。
痩せられたから私は手放しで絶賛する。
一昨年サウナで出会った大変ふくよかなオジサン曰く、サウナは近隣住民とのコミュニケーションの場となっているようだ。
半分マルクスさんが語った公共圏はコーヒーハウスで如何にもな雰囲気だが、フィンランドの公共圏はビール片手に汗だくになるサウナだったのかもしれない。
至極暑苦しい公共圏だ……
社会の歯車選手権もいよいよ後半戦に突入。
遅いなァ周りはもう内定貰ってるぞいやはや辛い
何もかもスランプ
うーむ暑い(:3_ヽ)_
非常に暑い。
こっちがスーツ着始めた頃合いだってのに何だこの暑さは、まだ5月だ5月。フィンランドを見習ってほしい。
体調とは異なり、メンタルの方は安定期に入った気がする。恐らく。多分に。
とはいえ将来のかかった試験だのに問題冊子を開いてパラパラと流し読みするなり、
「おお、うん? これは分からないな」
と率直な感想を抱いただけで、脳がショートし冊子を鮮血に染めた――鼻血を放出してしまったというのは出来損ないすぎるにもほどがある。
就活が本格的に始まってからというもの、頭痛、吐き気、不整脈、口内炎、耳鳴りがかわるがわる席を争うように襲い掛かってはメンタルをゴリゴリ削っていく。あゝ参った参った。
そして今度は鼻血か。次は何だ、頭が爆発するのかな。
先日、ノルウェーの平和学者であるヨハン・ガルトゥング氏の講演会に足を運ぶ機会があった。
ガルトゥング博士は北欧出身というだけでなく国際関係論の講義などでも度々名前を聞いたことがあったので一度お話を伺いたいとは思っていたが、まさかこんな簡単にその機会に恵まれるとは感謝感激ʘ‿ʘ
どうやら首相の「積極的平和主義」という概念(呼び方)にキレて緊急来日したようで、その点首相にも感謝するほかない。
人文系の学部に属すると如何せん左寄りの(酷いときは新左翼色全開の)集会や講演会に誘われることが多いこともあって、左にも右にも全振りしないガルトゥング氏の講演はとても楽しかったし、学ぶべきことが多々あった。
保守派からすれば左寄りだったかもしれないけれど。リベラルに近いか。
しかし講演内容もさることながら、資料に合った29歳で平和研究所設立、34歳で雑誌創刊という若い時からアクティブすぎるガルトゥング氏の経歴にどうしても目が行ってしまう。
現在85歳だというのに下手な政治家よりよっぽど人を惹きつける講演ができてしまうというのも含めて考えると、「アクティブにものを考えて生きる」ってのは老化の対抗策としてかなり有効なのかな。
より一層余計に研究職を羨望してしまう。マズイ。
朝起きたら学者になっていないかな(無理)
そういえば昨日知ったがFnafって外伝やるのか。
なんでみんなパカパカしているんだ。
そしてなんでしょうねこのバレリーナは至極怖すぎる。
ピューロランドの「ゴールの伝説」(調べたらもう無いじゃないか、そんな馬鹿な怖くて号泣したのに)を経験して以降アニマトロニクス全体が恐ろしいが、動物じゃなくて人型というのがもう恐ろしや。
是非ともパペット君は出てほしい。ナイトマリオーネ君でもいいぞ。
小説は絶賛スランプ中
就活も絶賛スランプ中
ウワァァヾ(:3ノシヾ)ノシ