茶菓子の欠片

文芸とか北欧とかTF、雑記とか何かそういう

弦楽器は格好いいなァ

 寒くなったなァ

 iPhoneのバッテリーがイカレ始めた

 

 今日は友人の招きで、オーケストラを鑑賞した。

 正直音楽芸術に関しては本当に無頓着で、他の分野以上に無知蒙昧無教養の人間ではあるが、フィンランド出身の作曲家・シベリウスの楽曲となれば北欧かぶれとしては参加しない訳にはいかない(以前ストックホルムを訪れた時に丁度数日違いでコンサートを鑑賞できなかったことを未練がましく引きずっている)。

 

 荘厳な音の響き、一糸乱れぬ動き、楽曲の調子の広さ、管弦が織り成す音色。どれをとっても素晴らしかったが、一番気になったのがチェロにはつっかえ棒があるんだということな時点で、やはり私に音楽は向いていないのかもしれないと痛感した。

 あと隣の人が船を漕ぎだしてこちらに頭を乗せてきたので、もがいてあがいてそれどころではなかったというのも……

 

 そう言えば、シベリウス自身は特にそんなことを題材に作ったわけではないらしいが、どうもフィンランドナショナリズム運動と絡められてしまったようである。受験時代「作者の考えを述べよ」の設問に作者じゃのおて手前の考えだろアホンダラと少なからず感じた経験を思い出す。

 音楽も小説も結局は読み手次第なところが大きいのですね_(:3」∠)_