茶菓子の欠片

文芸とか北欧とかTF、雑記とか何かそういう

あけてました

 あけてましておめでとうございます。

 

 去年も一昨年も凶、凶であったわが身としては、新年一番のおみくじが大吉であったことに心躍らせている。


 去年は夢だった北欧留学が叶い、サークルも引継ぎし、と色々あったが、今年は就職活動の年の様で恐ろしい。既に年賀状からして「就活頑張ります」アピールをしている友人が少なくない。頼むからプレッシャーはやめて頂きたい次第あゝ助けて。

 

 

 そういえばどうやら江戸川乱歩の作品が今年で著作権切れらしい、楽しみ楽しみ。

 江戸川乱歩作品の初めては明智小五郎シリーズだったが、次のページをワクワクしながらめくれた(同じころ読んでたルパンが次第にフランス愛国小説と化したこともあり)覚えがある。

 「芋虫」系のグロテスク小説も好きだけど、やっぱり二銭銅貨はじめ推理小説系の方が面白く感じる。

 なんだろう、あの犯人を着実に追い詰めていく感じ(もしくは、追い詰められていく感じ)と大正~昭和の文化背景・文体がすごく好きで、いつかあんな小説が書ければと思って十年目、追いつくことすらできず才能の無さを痛感すると同時に江戸川乱歩の小説が余計に魅力的になった。

 無知蒙昧なりに青空文庫で色々読んでないモノにも手を出してみたいなァ。


 社会の歯車かプーかの境目であるこの年。
 無理しない程度に頑張りたい。