文フリ訪ねて云々里
おやマァもう五月ではないですか
暖かくなってきた? 猛暑だ、猛暑
今日は東京流通センターでやっていた文芸同人誌即売会「第二十二回文学フリマ東京」に足を運んでみた。
後輩が出店している大学文芸サークル伽藍堂のブースを訪れるのが目的だが、これまで出店側として、すなわち雑用係として行くことが多く自由民として訪れるのは久方振りのこと。奇妙な新鮮味があった(会場も微妙に変わっているし)。
参加サークルも過去最高数だけあって、非常に活気あふれた即売会だった。
「文学フリマ」の凄いところは、それなりの数の創作文芸サークルが――純文学、政治、評論、エログロ、エンタメなど本当に種々様々なサークルが文芸を共通点として一堂に会していることかもしれない。
いや文芸系の大型即売会であるというだけでアマチュア創作畑の人間としてはもうただただ凄いと貧困な語彙で賛美称賛するしかできないのだが。
本の形式(コピ本から本格的な冊子まで)やサークル自体の差異の幅が広いからか良くも悪くも雑多な即売会と化していて、かつそこまでタコツボ型じゃない辺りが素晴らしい(この先どうなっていくかは無論のことわからないけれど)。
大学文芸サークルとはまた違った身分で出店側に回ってみたいものだが、歯車入門試験次第、ええいここでも就活か、クソっ(:3_ヽ)_
さて文フリを一通り見て回ってみて。
前代表時代にお世話になった方々とも何人かお会いできたが、やはり大半は就活による離脱または卒業、引退が多く、自分が老害世代に入ってしまったことを嫌でも痛感させられた……。
それにどうやら大学文芸サークルの方は後輩たち「だけで」編集・発行・販売をした甲斐あってか非常にレベルの高い文芸誌を製作することに成功していた。
大した引継ぎもしなかったがそれをここまで自力で成し遂げるとは……育児放棄した親がたくましく育った子を図々しくも誇らしく思うそんな感情を抱いてしまう。A級戦犯なのを自覚した方がいいな、うん……
来るぞ来るぞ
歯車か祈られるかの瀬戸際が来週から始まるぞ
アンギャアンギャ