茶菓子の欠片

文芸とか北欧とかTF、雑記とか何かそういう

文字通り熟議

 

  喜ばしいことにメンタル回復期に入った。

 4、5月の壊滅状態とは比べ物にならない。胃炎も鼻血も口内炎もない、思想と創作が彩る世界にカムバック。

 どうやら絹豆腐程に脆すぎるメンタルは単純なことに少し上向く要素があれば全てバラ色に思えるらしい――ただ単細胞というだけではないかこれは(:3 _ )=

 


 先日、学祭で後輩達主導の企画をやっていたので、足を運んでみた。

 育児放棄した先達の無能ぶりにも挫けることなく、企画も販売も大変喜ばしい結果になったようだ。企画運営も私の時代より洗練されてきているし、これからが楽しみでならない。

 学生っていいなァ眩しいなァ(´・_・`)

 


 そういえばニュースを眺めていて久方振りにフィンランドの名前を見つけたので何かと思いきや、サウナの話だった。

prtimes.jp

 バーガーキングにサウナか……

 注文するときに“This one”“That one”“Yes”を連発し、コミュニケーションの大半を身振り手振りで済ませた身としては、ハンバーガーとポテト――たかがセット一つをを買うだけで手一杯あったからサウナの所在を尋ねるなど思いもよらなかった。

 どうせこの先この記事のバーガーキング店舗を訪れてもセットの番号を連呼するだけに決まっている。英語はもう少し勉強しておくべきだった……

 

 

 しかし去年、一昨年と短いながらフィンランドに滞在してみて、この人たちはどうしてそんなにサウナ好きなんだと現地の人に突っ込んだほどにはあちこちにサウナがあったのを覚えている。

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   オウル市庁舎前、この右奥にサウナがあった気が

 オウル市の大きなホテル(確かクルムスホテル)にはサウナの階が地下にあった。それから湖の上に浮かぶ公共サウナがあったし、貸しキッチン・貸し部屋などにもサウナ付属といたる所にサウナが存在していた。上の記事の通り大学にもあった気がする。

 日本で飲み会用の貸し切り部屋に風呂が付いているというのはあまり聞かない。そこまで好きか、サウナ。

 痩せられたから私は手放しで絶賛する。

 

 一昨年サウナで出会った大変ふくよかなオジサン曰く、サウナは近隣住民とのコミュニケーションの場となっているようだ。
 半分マルクスさんが語った公共圏はコーヒーハウスで如何にもな雰囲気だが、フィンランドの公共圏はビール片手に汗だくになるサウナだったのかもしれない。

 至極暑苦しい公共圏だ……


 社会の歯車選手権もいよいよ後半戦に突入。
 遅いなァ周りはもう内定貰ってるぞいやはや辛い