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茶菓子の欠片

文芸とか北欧とかTF、雑記とか何かそういう

北米より北欧

 

 「おっ、ドナルドさん優勢だなぁ意外や意外」

 とニュースを見て思いつつ。

 

 昨日はスウェーデン大使館で開かれたセミナー、スウェーデンフィンランド文化の日に参加した。

スウェーデン系フィンランド文化の日 2016年11月9日 | The Finnish Institute in Japan

 

 大統領選より北欧の方が大事:)

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  戦利品(?)

 

 「スウェーデンフィンランド人」は人数こそ少ないものの、文化活動の方面では「ムーミン」のトーベヤンソン、「フィンランディア」のシベリウス等々、活躍した人々の数多し。

 

 スウェーデン系とはいっても――わざわざ比較のためにスウェーデン大使が「スウェーデンスウェーデン語」を発音してくれたが――本来のスウェーデン語とは発音が全く異なる物も多く、スウェーデンでそのまま暮らせるという訳でもないらしい。

 となると「スウェーデン語系フィンランド人」は完全に言語マイノリティ。

 しかしそこは平等や社会正義を(少なくともパンフレット上では)重視する北欧。

 上の写真にある冊子によれば、

役所や税務署、裁判所での手続きなどはすべて、どちらの言語でも行うことができるということです。また国が国民に提供する、医療制度、教育制度、福祉制度など全てのサービスも、どちらの言語でも享受できます。

(「スウェーデン語系フィンランド人」フィンランドセンター発行)

 だとか。

 本当かどうかは、むこうにいた時注視していなかったから覚えていない:(

 

 それだけでなく、スウェーデン人民党(http://www.sfp.fi/)という名のスウェーデン系の保護を訴えるリベラル政党が、フィンランド議会エドゥスクンタに9議席も持っているという。


 こちらの政治状況だと想像がつかないなァ

 


 さて今回のセミナー、スウェーデンフィンランド文化の日を祝してのものであったが、文化の日自体は昨日ではなく11月6日だそうで。

 11月6日はスウェーデンにおいてはスウェーデングスタフ・アドルフの命日で、彼に敬意を示す祝日。

 プロテスタントを守り、地域の文化や法制度・言語を抑圧せず保護して支配したグスタフ・アドルフは支配された側のフィンランドエストニアでは英雄扱いのようで、フィンランドでもスウェーデン語系によってSvenska dagenとして祝われているという。今回はこの日にちなんでの行事だった。

 その日に食される“Gustav Adolfsbakelse”という名のグスタフ・アドルフレリーフが乗ったケーキ、ぜひ食べてみたい。

(写真はこちら⇒Gustav Adolfsdagen | Nordiska museet

 

 ※   ※

 

 しかしビックリ、大使館を出て速報をみるとアメリカではトランプさんがまさかまさかの大勝利。

 どうせならサンダースさんが出馬して勝って、資本主義の盟主アメリカの北欧化、そしてパックス・スカンディナヴィア成立なんていうルートもあってもよかったのかもと思ったり……

 

 

 国際政治の情勢はともかく、私事ながら新しいプロジェクトが進みつつある。

 実を結ぶのが楽しみだ☺