黄金週間万歳
来るぞ……
繁忙期が来るぞッ
桜が綺麗でございました…φ(:3」∠)_
桜の花びら舞い散る歩道を歩くとなれば、風情と趣に負けてマスクをとってしまうこともやむなし。となれば同じく舞い散る花粉の爆撃を受けるのもこれまたやむを得ないことだが、とてもつらい。
梅雨前だというのに暑さもやってきた、お天道様に私は何かしたのか?
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岩波ホールで『マルクス・エンゲルス(原題:The young Marx)』が上映されるということで、喫茶さぼうるのイチゴジュースのおまけに行ってみることにした。
当日券販売コーナーは長蛇の列、まだ開場していないのに劇場前も大混雑とその人気が伺えた。先着50名対象のボールペンプレゼントもあわよくば頂けるかなと淡い期待を抱いていたが、この熱意と人数ではそんなん無理でっしゃろと思い知らされる。
いやしかし鑑賞に来ている年齢層はとてもとても高めで非常にアウェイ。
八割くらいコミュニストかマル経出身者じゃなかろかと偏見を抱きつつも上映開始。
マルクス役とエンゲルス役の俳優さんがイケメンだったのでまさか『マルクス×エンゲルス』なんてことにはならないよなと不安に思っていたが、マルクスエンゲルス以外にマルクス妻・エンゲルス妻の活躍や支えも描いていたのでそんなことにはならなかった。いやむしろ主人公はマルクスの奥さんではなかろか。
髭もじゃサンタじゃないマルクスの恐れを知らぬ突っかかり戦法は見ていて痛快な反面、制度の破壊より制度の民主化を進めたいプルードンや何かと理由をつけて〆切を破る癖に原稿料はいっちょ前に請求されてしまうルーゲに感情移入することが多かったのは、自分の人生観が保守化した表れか。
いやでも文芸誌製作に何度か携わったことがあれば、「この人の小説面白いから載せない選択肢はないがなかなか〆切過ぎても出来上がらない」有様に対しての如何ともしがたさは感じたことがあるはず……
ワトソンやヘイスティングズもそうだけどよくエンゲルスは我慢できるなァ……
さぼうるのイチゴジュースは勧めた友人の言う通り至極美味であった。
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今回は残念至極だがサークル参加はできず……
伽藍堂は例年通り出店するそうですので、是非に。
そしてとうとう。
ようやくというべきか。
仲間内で学生時代の小説を集めた文芸誌が完成した。
どうだいこの進歩史観を投げ捨てた古びた過去への讃美歌。
いややはりあの時代の生産力は自分としては驚愕。なんで一回に5本6本も書けたんだ? 質は別として……
書下ろしは一本だけという生産力の無さ。
これから11月の文フリまでに数十の作品をかき上げることを夢見て……
いや、難しいか……