めっつぁ良かったメッツァ
もうすぐ年を忘れる必要性があるなんて恐ろしい。
どうも勤労者になってからの時間は光陰矢の如しで……知能は退化していく一方なのに……
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「文学フリマ」無事終了。
わざわざうちのブースにお越しいただいた方、新刊をお買い上げいただいた方、ありがとうございました。
老害介護も大変なのにすごいなと思う。
行けなかったがミステリーコーナーとSFコーナーは今度こそ行きたい。
次回は店側としていつ出れるかなァ。
小説と関係ない、趣味全開の小冊子を作った方がいいのではという助言に従ってしまおうかどうしようか……
性懲りなく物書き風情の駄文連なりはまだまだ続きます。
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先日、北欧モチーフの「メッツァビレッジ」に行ってきた。
メッツァメッツァ行きたかった――このネタも幾億度使ったことか――ので、一も二もなく突入を決意。哀れな友人を強制連行していざ埼玉は飯能市のメッツァ(Metsa)へ。
入園してみれば、すぐに目の前に現るは北欧土産の販売コーナー「マーケットホール」、右に進めばレストラン棟の「ヴァイキングホール」、そして更に奥へと前進すれば屋外食事コーナー。「とりあえず一通り園内を観てから」という当初己が作った計画を投げ捨て、一目散に屋外食事コーナーへと歩を進める。
既に興奮度MAXで鼻息荒し、拉致した友人にドン引きされるも知ったことではないと唯ひたすらに歩く。恐らくその時の顔は不審者そのもの、にたりにたりと気持ち悪い微笑を浮かべて口角あがりまくりであったろう。
北欧と言えば北欧飯だ。
そんな名前の飯はないが。
サーモンスープとシナモンロールは食べずしてメッツァを去るわけにはいかずと早速注文。
その美味しいこと美味しいこと――いやしかし、芬蘭国旗と共に販売されていれば泥水でも有難がる阿呆ではあるが、その贔屓を抜きにしても北欧諸国に魂を売っても良いかと思ってしまうクリーミーな味わいであった。
ことシナモンロールに至っては自分で焼いて具合を調整できるおまけつきなのだから、血沸き肉踊らせるなという方が無理というもの。
メッツァ自体は北欧テーマ―パークというよりはあくまで散策ルート・公園に北欧関係の拠点を置きました、といって体である為か、メッツァとしての建築物が無いところも十分楽しむことができるし、現に椅子に座って数十分話し込むことも十分可能。
そよぐ風と木漏れ日に癒され湖を眺め、平穏と無を楽しむ――老人会と言われようとも、一体何処にこれ以上の楽しみがあろうか。
まあこの椅子が超兵器なんだが(:3 _ )=
これに寝そべり青空に目玉を泳がせると、いやぁ文字通り天にも昇る気持ち。
酒を飲んだうえでここに寝そべった時の感無量ぶりたるや「ヤバい」の一言に尽きる。
ムーミンがいなくとも十分北欧気分を満喫できる桃源郷であった。
また行きたいねぇ。
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ローワン・アトキンソンの「ジョニー・イングリッシュ」面白かったですよ。
王道コメディのストーリーで、どっちかというと2の気休めの報酬より初代に沿った作風だった気がする。果たして1の相棒だったボフが再登場する情報が入った時に喜んだ日本人が何人いることか……?
続編を作るならどんどん作ってほしい。
あとグッズ用意してくださいよ映画館さん……
「バンブルビー」3月公開は許されない :(