再びあけてました
あけました。
2017年でございます。今年もよろしくお願いします。
去年とほぼ同じタイトル、あゝ愚か愚かヾ(:3ノシヾ)ノシ
毎年恒例となっているとある寺での初詣おみくじチャレンジを、神に祈りながら行った。自称社会契約論者が聞いて呆れる。
ロールズさん的にはなんて言えばいいのだ――重なり合う合意? に祈りながらおみくじをひいた。
今年はもっと勉強しよう。
するとどうか、手に取って一瞥すれば大吉という文字のおでましだ。
「おおこれは幸先よろし」
さあさ今年は太平天国、なんて短絡的には考えられない。
なにせこの神社では三年連続凶、去年ようやくその流れを断ち切り、大吉だったが全くと言っていいほど良き方向に動いていない。
今は昔14年が凶、この時はまあまあ楽しかった。一昨年も凶、とても楽しかった年である。昨年は願い叶って大吉だが、社会の歯車選手権により地獄の日々だった――関係がない、もしくはあっても負の相関とは、詰まる所全く信用ならないではないか。
恐ろしや。おみくじなる迷信に騙されてなるものか。
本当は大吉なのに「交友はお前さんが無知蒙昧でも友達が利口だから気にしなさんな(^^)」「願望は才能の有無によりますな(^^)」とおみくじの面をかぶった畜生に煽られてる気がして負の相関が言いたかっただけ。
悲しいかな、どうせ何を思考しようとおみくじ引くときはワクワクせざるを得ないのだ。
ええい、コンコンニャローのバーロー岬(゚ペ)
※ ※
いつの間にかEpic Rap Battle of Historyが更新されていた。
歴史上の人物、実在の人物からアメコミヒーローまでをラップバトルさせるという肖像権とかどうなってるんだろうと不思議で仕方がない動画シリーズ。
今回はセオドアルーズベルトvsウィンストンチャーチルってなんじゃそりゃ。
Theodore Roosevelt vs Winston Churchill. Epic Rap Battles of History
ルーズベルトが作った革新党はBull Moose(ヘラジカ)というのね、勉強になりました :)
でもお気に入りは映画監督系(スピルバーグ、ヒッチコック、タランティーノ、キキューブリック、ベイ)のこっち。
Steven Spielberg vs Alfred Hitchcock. Epic Rap Battles of History.
これからも更新していってほしいなぁ。
※ ※
今年はフィンランド独立100周年だったはず。
夏にはトランスフォーマー新作の映画も公開される年のはず。
このブログを作った理由の一つでもあるプロジェクトも今年中には公開できるはず……
適度にほどほどに、身の丈に合った頑張りを目指す年としよう。
よしこれを今年の抱負するべえかな。
納めてない
もうすぐ終わっちゃう2016年。
今日を以て研究納めとはいかなかった……
クリスマス? あれは竹内まりやの曲を各地で聞けることに意義がある日のはず
クリスマスと言えば、北欧フィーカさんからプレゼント企画ということで塗り絵カードやクリスマスカードを頂いた。
これまでと違い全員対象ではなく抽選100名になったので、貰えないかもしれないと不安だっただけにとても嬉しい :D
お気に入りは馬のスプリンガレ。
北欧家具のお店であるSalutさん(http://www.salut-store.com/)によれば、
北欧を代表するデザイナーの一人であるスティグ・リンドベリが1960年にデザインしました、馬をモチーフとしたアートピースSpringareです。
(中略)
豊満なお尻と短い脚のデフォルメされたフォルムは、実際の馬とは似ても似つかないのですが、こんなに愛嬌のある馬もいないのではと思います。
とのこと。
一体馬をどう見たらこんなフォルムを思いつくのかと思ってしまうが、IKEAにあった(今は見かけなくなってしまったが)足長&ぽっちゃりのトナカイの様な何か、のぬいぐるみを考えると北欧の人は大方こんな感性をしているのかもしれない(偏見)。
(検索してみたらあった。
こやつじゃこやつ
5年前の記事だけどこのソフトトイシリーズどこいっちゃったんだろうか……)
今回プレゼント企画をしてくださった北欧フィーカさんのサイトはこちら↓。
※ ※
友人の誘いがあって、据え置きゲームの協力プレイをやってみた。ゼルダとかFFとかそういうの。
その場に集って直に会話しながら魔法を使う、探索をする、車をぶつけ合う、妨害をする、サポートをする……
とても楽しい。
正直TeamFortress2やoverwatchみたいなチームプレイのゲームにもチャットやボイスチャットがあるとはいえ、あれは国会並みに暴言飛び交うただただ恐ろしい世界なので、気心の知れた仲間とチームプレイ(か蹴落とし合い)することの楽しさを思い出し無性に寂しくなった。
あゝ戻りたいあの頃に戻しておくれ。
もういい歳したオッサンが何を言うとるのか。
研究は進んでは止まって転げ落ちるの繰り返し。
布団よ助けてくれお前だけが友だ_(:3」[_]
It's a trap!
欲しいデータが一カ国だけない時は
どうすればよいのか見当もつかぬ、あゝ。
スターウォーズのスピンオフ映画「ローグワン/スターウォーズ・ストーリー」が公開されたので、朝一の回に行ってみた。
Episode4の鍵となるデス・スター設計図のデータを、反乱同盟軍がどのように奪取したのかを描いた映画。
ということで反乱同盟軍ファンとしては足を運ぶほかなかった:)
見どころは多々あれど、当時の役者さんの姿をそのまま再現したターキン提督の登場(ただのそっくりさんだと思ったが違った)、EP7でさくっと崩壊した新共和国軍艦隊にも採用してほしい「Uウィング」の活躍、ベイダーさんが反乱同盟軍に与える恐怖あたりが素晴らしい。
現代のCGで反乱同盟軍の大艦隊を見れる、それだけで幸せ(◎ヮ◎)
正義の味方・反乱同盟軍の汚いこともせざるを得ない部分や、民主政体故に主戦派や日和見派の対立が起きる点など、正史で触れるとややこしくなりそうな面を表現できたのは、スピンオフだからこそか。
あそこまでCGで再現できるのであれば、ベン・ケノービ爺さんの復活も……あんな怖いサイボーグ男とやりあったベン・ケノービさんは凄いということで名誉回復になってくれることを願う……
シリアスな場面で“It's a trap!”の台詞がぶち込まれるのは笑ってしまうからやめてほしい。
※ ※
残念なのは、「トランスフォーマー/最後の騎士王」の予告を大画面で確認できるかと期待したものの流してくれなかったことか。
Transformers - Rethink Your Heroes #Transformers | Facebook
海外版のポスター第一弾も公開されたというのに。
第一なんだこれは、司令官がビーを殺しましたと言わんばかりの物騒なポスター。
もうちょっとこう、ロストエイジでカットされたダンスシーンとか、無印のサム家でのドタバタとか、そういうのを入れてくれてもプライマスは怒らなんだ。
いやはや何も手がつかない。
まずい。
司令官に有休を
この駄文置き場を作ってはや一年
時が立つのはとても悲しい:(
今日はトランスフォーマーの最新作「トランスフォーマー/最後の騎士王」の映画予告編が解禁されたということで(ローグワンと同日じゃなかったのか)。
Transformers: The Last Knight - Teaser Trailer (2017) Official - Paramount Pictures
早速見てみれば、どうも鬱展開っぽいような流れで恐ろしすぎる。
(ダークサイドムーンもロストエイジも、鬱展開といえばそうなのかもしれない)
シリアスな構成だし、オートボットのだれかは死にそうな雰囲気があるし……途中で出てきたオートボット兵はなんなんだろう。彼もまた死にかけだったけど。レノックス再登場が希望か。
何より司令官は宇宙を漂ったりバンブルを襲ったりと悪い意味で多忙。
最後のシーン、できれば司令官が洗脳されているより司令官の偽物が襲っている、という方であってほしい。切に。
しかしオプティマス・バンブルビー以外のオートボットやメガトロン以外のディセップ誰も映ってなくて本当にやきもきする。
青い瞳のオプティマスがいる以上正常な司令官は登場するはずで、紫色はクインテッサにやられたのか、スタスクが中に入ってるのか、ニューリーダーのスカージさんが変化したのか……
あぁぁぁぁぁ夏まで待てるかァ!
「いの一番」でないのは残念
研究がある部分(というか中核)で詰んだ。
というわけで、気分転換に「北欧市」というものにいってきた。
「東京蚤の市」という雑貨、民芸、手芸、古本その他諸々が一堂に会するイベントの一部として開かれていたのが、北欧雑貨・食品・家具等を中心とする「東京北欧市」(東京北欧市 | 第10回東京蚤の市)である。
クマさん。
トランプ型の洒落た入場券を貰い、予想だにしなかった人混みをかき分けた先、二階のスペースにその市場はあった。
hello!
しかしまあこれが、北欧かぶれには天国のような場所で。
あちらは北欧紅茶、こちらはスウェーデン風ミートボール、おっとこれはクッキーだそれにくわえてこれは水筒、やあやあフィンランドの鞄までいらっしゃる。
一段落してもう一度一周してみると一回目で気づけなかったハンカチやワッフル、絵本に布切れとご対面。
「うひょぉ」と奇声が漏れるのを抑えつつとても楽しめた。
惜しむらくは家具や台所用品も揃っていて、いや、まだその時ではない――と感じるようなものも多かったこと。
来年、再来年もあるのであれば是非に是非にリベンジしたい。
最終的に財布の中の皆さんは消えてなくなった。
※ ※
いよいよ文学フリマ東京が迫ってきた。
よって宣伝。
文学フリマ東京は11月23日(祝)、勤労感謝の日に開催されます。
私も寄稿した合同文芸誌『星天の霹靂』はめでたく増刷となり、第二版が文学フリマ東京の【ア-01】という大変分かりやすいブースで販売されます。
星がテーマの小説を集めた文芸誌。上下巻セットで販売予定。
後輩たちの小説がとても素晴らしいので。
買ってね☆
研究が滞ると小説が捗る、その逆も然り。
どうにかならんかなヾ(:3ノシヾ)ノシ
北米より北欧
「おっ、ドナルドさん優勢だなぁ意外や意外」
とニュースを見て思いつつ。
昨日はスウェーデン大使館で開かれたセミナー、「スウェーデン系フィンランド人文化の日」に参加した。
スウェーデン系フィンランド文化の日 2016年11月9日 | The Finnish Institute in Japan
大統領選より北欧の方が大事:)
戦利品(?)
「スウェーデン系フィンランド人」は人数こそ少ないものの、文化活動の方面では「ムーミン」のトーベヤンソン、「フィンランディア」のシベリウス等々、活躍した人々の数多し。
スウェーデン系とはいっても――わざわざ比較のためにスウェーデン大使が「スウェーデン式スウェーデン語」を発音してくれたが――本来のスウェーデン語とは発音が全く異なる物も多く、スウェーデンでそのまま暮らせるという訳でもないらしい。
となると「スウェーデン語系フィンランド人」は完全に言語マイノリティ。
しかしそこは平等や社会正義を(少なくともパンフレット上では)重視する北欧。
上の写真にある冊子によれば、
役所や税務署、裁判所での手続きなどはすべて、どちらの言語でも行うことができるということです。また国が国民に提供する、医療制度、教育制度、福祉制度など全てのサービスも、どちらの言語でも享受できます。
だとか。
本当かどうかは、むこうにいた時注視していなかったから覚えていない:(
それだけでなく、スウェーデン人民党(http://www.sfp.fi/)という名のスウェーデン系の保護を訴えるリベラル政党が、フィンランド議会エドゥスクンタに9議席も持っているという。
こちらの政治状況だと想像がつかないなァ
さて今回のセミナー、スウェーデン系フィンランド人文化の日を祝してのものであったが、文化の日自体は昨日ではなく11月6日だそうで。
11月6日はスウェーデンにおいてはスウェーデン王グスタフ・アドルフの命日で、彼に敬意を示す祝日。
プロテスタントを守り、地域の文化や法制度・言語を抑圧せず保護して支配したグスタフ・アドルフは支配された側のフィンランドやエストニアでは英雄扱いのようで、フィンランドでもスウェーデン語系によってSvenska dagenとして祝われているという。今回はこの日にちなんでの行事だった。
その日に食される“Gustav Adolfsbakelse”という名のグスタフ・アドルフのレリーフが乗ったケーキ、ぜひ食べてみたい。
(写真はこちら⇒Gustav Adolfsdagen | Nordiska museet)
※ ※
しかしビックリ、大使館を出て速報をみるとアメリカではトランプさんがまさかまさかの大勝利。
どうせならサンダースさんが出馬して勝って、資本主義の盟主アメリカの北欧化、そしてパックス・スカンディナヴィア成立なんていうルートもあってもよかったのかもと思ったり……
国際政治の情勢はともかく、私事ながら新しいプロジェクトが進みつつある。
実を結ぶのが楽しみだ☺
素敵なホリデイもう来そう
もうクリスマス商戦のゴングが鳴っている。
ちと早くねぇべか。
寄稿した文芸サークルさんが件の文芸誌を完売したらしい。
すごいこれはすごい。
以前そのサークルで運営に携わった者としては、小さくてコネと言えるようなモノもないサークルが、そこまでたどり着いたことにただただ驚くばかり。
少人数ながら広報や告知面でかなり頑張っていたようで、Twitterやブログの更新にくわえてビラまで準備していた。そんな小さな努力の積み重ねが功を奏したといえるのかも。
(私が離脱するとここまで成し遂げるとは…老害は大人しく寝てよう_(:3」[_])
私も寄稿した合同文芸誌『星天の霹靂』は恐らく第二刷もしくは第二版として、11月23日の文学フリマ東京でも販売する予定。
近くなったら告知しますが、その時もよろしくお願いします。
※ ※
さて文化の日。
明治の維新精神を引き継ぐつもりは毛頭なく、一愚民として文化的に生きようと思うので、用事ついでに常設展・企画展共に無料開放している横浜美術館に行ってみた。
今回の企画展は「BODY/PLAY/POLITICS」展。
特に目を引いたのは、『ポンティアナックを思いながら』という映像作品だった。
『ポンティアナックを思いながら:曇り空でも私の心は晴れ模様』は、イー・イラン氏の作品で、伝承にある女性の霊――ポンティアナックと呼ぶらしい――を模した格好(まるで貞子)になり、女性たち7人で好きに喋る姿を映したもの。
作品の中核にあるのは、「女性の身体は誰のものか?」という問い。
ポスト・コロニアニズムやカルチュアル・スタディーズあたりが再三提起してきたことのように思えるが、それが未だに解決できていないことを訴えてくるかのような会話が続く。
あくまで雑談の中で浮かび上がってくるもので、政治的討議ではない。
くわえて特にこれといったBGMも何もなく、只々しゃべり続ける構成。そうであるが故に、話の内容が焼きつくように胸に残った。
他にも対立する力の相克や男性の肉体美について等々、わたし含め軽い気持ちで入館した人々を圧倒するような展示がずらり。
写真を撮れたのはコレクション展のこれぐらいだった。
円が長方形上で持つ「日の丸」というイメージから解放するためにつくったものだとか。このご時世の「文化の日」に鑑賞するには、うってつけかもしれない。
※ ※
ローグワンの上映が刻一刻と迫っている。
さあ論文の完成が先かローグワンが先か――なんて火を見るよりも明らか。
論文今年中に終わらんなぁこの体たらくでは……(‘、3_ヽ)_
顔文字も寝てばっかだなぁ……