茶菓子の欠片

文芸とか北欧とかTF、雑記とか何かそういう

あけてびっくり御籤箱

 

 あけておりました

 おめでとうございます(:D[___]


 小市民的性格は年をいくつ経ようと変わることはなく。

 なぁにがおみくじだと昨年馬鹿にしたにもかかわらず、参拝し終わるとそそくさと義務の様におみくじを買いに並ぶのであるから愚者ぶりはどうもちょっとやそっとの抵抗では治癒しそうにない。


 一年前は大吉だったにもかかわらず、前半において社会の歯車として毎朝箱に詰められ出荷されては客の罵声を浴びる日々が続き、後半では多くの映像作品で推しのキャラが旅立ってしまった。

 おみくじに再審査請求ができないのは事実故に耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶほかない。

 

 厄にかかっていることもあり恐怖におののきながら百円課金して御籤箱ガチャに手を出すと、呼ばれて飛び出てきたのは「吉」。

 

 オイオイ「吉」か――


 すべての項目に「まあ大丈夫でしょう」「まあよくなりますよ」といったメンタルチェック結果並になんの参考にもならない文章が並んでおり、只々唸るしかなかった。

 おみくじの強迫観念から脱した我が身に起こるは何か。

 

 恐らくおみくじの引き直し。

 

 ※      ※

 

 年の瀬に、忘年も兼ねて文芸部時代の有志で対談を行った。

 これまで出してきた文芸誌等や過去の創作経験を振り返ると歳をとってしまったことを痛感して涙がぽろぽろ。いや実際に泣いてはいない。

 

 皆の衆文芸創作に携わるきっかけというか足を踏み外す原因がそれぞれありながらも、今の作風に至るまで(確立するまで)色々と紆余曲折試行錯誤があるものだとしみじみと感じる結果に。

 

 それと同時に、執筆年数重ねたからベテランという訳では小説においては必ずしも言えないこともしみじみと……数年前にはじめて書き始めましたァという人の才能を再分配して人間の安全保障実現だ!

 まあ当選回数が多いから有能代議士というわけでもないか。

 

 対談しているうちにふと疑問がわく。これまでの流れを顧みるに、これから創作を続けるとして、自分の作風はどう迷走していくのか?

 ちょっとこれからが楽しみに思える対談だった。


 まあ半分以上は流れが水曜どうでしょうと相成り大変真面目に不真面目な内容ではあるが。

 話が煮詰まると俺が道化と化すのはどうにかならぬか。

 

 

 さァ今年もパシリムにハンソロにバンブルビーマルクスにと気になる映画はたくさん。

 UQをバシバシ使っていこう。

 また足りなくなるのが目に見える。