マックではない
まさかこの世に九連休の人がいるのか?
馬鹿な、国か世界線が違うのか。
元みどりの日ということだし(?)、赤と黄色の国を懐かしむ「ソ連ナイト」というイベントに行ってきた。
その名の通りソ連愛好者(共産主義者ではないし、厳密には共産趣味者ともちょっと違う)が集うイベントである。
公式のお知らせはこちら。
黄金週間や高級金曜日などお構いなしな勤労者に優しい土曜日開催、元共産趣味者としてはこりゃ行かねば損だと心高鳴り胸躍らせ栄養剤を一気、意気揚々と会場に向かった。
別件(デモへの対応)とはいえ機動隊員が四方八方にうじゃうじゃいる。
戦々恐々としながらビルに入り受付。参加者プレゼントのソ連チックなデザインの缶バッジを受け取り、いざ会場へ突入。
そこには、学生運動上がりや戦闘的労組幹部のオッサンどもがたむろして――
という光景は広がっておらず、むしろ若い人達が数多く集まっていた。
年代問わずソビエトの歴史や文化、芸術、小ネタ好きの数寄者はいるらしい。
私はいつまでこの若い人にカウントしてもらえるのか。もう無理な気もする
缶バッジ君
ザ・ソ連
開始はソ連国歌をBGMに。
ソ連のアイスクリームがいかに人気でいかに高品質だったかをはじめ、ソ連時代のスポーツ・テレビ番組などのプレゼンやトリビア検定、三択クイズなど様々なコンテンツで構成されていた。
「ソビエト連邦のアイスクリーム」が予想外にも保存料・着色料を使わず最高級の品質であったことに驚きを隠せない。テレビや車はポンコツだから食えたものではないとばかり。
いや、「アイスクリームは大事だ、皆食え」という法案を真面目に通して政策に反映させるあの国はやっぱり愛すべきポンコツかもしれない。
あと私をソ連沼に引きずり込んだ宇宙船ボストークのトートバッグ。
家宝だよ家宝ヾ(:3ノシヾ)ノシ
※ ※
一週間後に文学フリマが迫っている。
以前紹介した文芸サークル“Refrain”はE-15で文芸誌『Refrain』の頒布を行う予定だが、ブツはあるのかというと、
おはようございます!
— Refrain@文フリ東京E-15 (@refrain_books) 2017年4月23日
雨天から一夜明け、うららかな春の空が広がっていますね。
さて、いましがた『Refrain』が、はるばる到着いたしました。
張り詰めた弦のような、キレのいい五本の短編をご用意いたしております。
当日はぜひ、E-15に起こしください♪
(萩原りょうへい) pic.twitter.com/K7mnBF3gBd
相も変わらず実務能力に長けた後輩のおかげで、素晴らしい本ができあがったらしい。
実物も見ていないのだ、いかに怠惰な阿呆か火を見るよりも、だ。
それはともかく、ブツが間に合ったのでしっかり頒布できるのではないかと思います。
みんなE-15に来てね :)