春よ来い花粉は来るな
暖かくなってきたかと思いきやまーたすぐ寒くなるんだもの。
風邪も流行っていることだし、課題という目下の敵を粉砕した以上は、布団サンとの共同戦線を張るしか道は無し_(:3」[_]
しかし迫るは卒論・就職の二代巨悪、打倒するには力無ければ金も無し、花粉襲来も相まって万事休すのっぴきならない状況で瀕死。
アァァァお助け
いつの間にか育休問題が不倫問題になっていてオヤマア目ん玉飛び出そうったらありゃしない。国会議員ですら育休が許されない雰囲気だったら誰も育休なんか取れないでしょうよと思っていたが、これにて育休は「オッ。不倫でもするのか」と煽られる道具になり下がってしまいそうで恐ろしや。
いや、恐ろしいのは最近絶好調のセンテンススプリングさんか?
件の残念議員もさることながら、冗談でも「うらやましいんじゃないか」と言えちゃう参院会長もいるというのが更に気がかりではあるのだけれども。困るなぁ無自覚なセクハラ親父はと思っていられない年齢である自分に対しても気がかりである。
以前フィンランドの大学でお世話になった女性の先生方に鎌倉を案内した際、帰国したらどうするのかと尋ねたら組合幹部として賃上げ闘争をすると平然と仰っていたので凄いなあちらの国はと思った覚えがある。育休を男女問わず取ること、共働きが多いことなどを伺って大層驚いた。
この国があそこまで女性が(男性と同じようにではなく)同じ人間として活躍できる社会になるのは遠そうな気がする。
ああでも件の不倫議員、フィンランド大使館に表敬に行ってた気がする……これは議員辞めたら本物の土下座外交をフィンランドにするしかないなァ……
そういえば、結局時間が無くてトーキョーノーザンライツフェスに足を運べなかった……
ノルウェーの絵織物展も同時開催しているはずなので
是非ともこっちは行きたいところ。
バレンタイン? 知らない話だ
年明けてはや一か月
如月突入。
ああ結局、英語試験は大変な惨状を呈してしまった。
人類の進歩は懐疑の精神で成り立っているのだから、「何を言っているんだ?」という疑問が生まれたらすぐにリスニングを止めてほしい。いやせめて二回放送してくれ、後生だ。
久しく会っていなかった友人にでくわした。
挨拶もそこそこに早速この前発行した文芸誌の感想を尋ねてみると、忌憚の無いご意見ご感想をいただくことができた。毀誉褒貶多種多様ではあったが、こういう小説への感想を「面白かった」で終わらせない相手というのは、随分貴重だなぁと思う。
考えてみれば、アマチュアの文芸誌なんて作った人間と知人数人しか読んでくれないだろうし、それに率直な感想をぶつけてくれる人間なんてのは更に限られる。
文芸サークル、創作サークル、読書サークルみたいな空間というか場所は、考えてみると率直な意見感想を気軽に求められる理想郷なのかもしれない。「半分マルクスさん」がそういうサークルを高評価していたのも頷けること。
ネットで感想をいただく、という手の方が今は主流なのだろうけれど、やっぱり面と向かって言ってもらいたいところ。いや感想に限らず会議・話し合いの類はネットでやるのは怖くてできない。
顔が見えない上での会話って楽だけど恐ろしい(経験則)。
まず会話が恐ろしいのだけれど。
夕方にはチャップリンの『独裁者』上映会があった。
全編に込められた人道主義・自由主義的なメッセージもさることながら、ナパロニ国の首相(ムッソリーニもどき)も大好きです。ダチョウを奪い合うソーセージとパスタ。
就職した時、自分は機械じゃないと言いきれるだろうか……いやまず、就職できるのか?
知らぬ存ぜぬさようなら。
赤い小人の妨害
色々な人との別れの時期が迫ってきている。
あゝ嫌だ嫌だ。
それと少し前に引退したばかりなのにサークルでは死んだことになっているがどういうことか。
久しぶりに「レッド・ドワーフ」を観た。
観てしまった。
TOEICも近いというのに、イギリスのコメディドラマ「レッド・ドワーフ」を観た。
これも英語を勉強する為の修練の一つであり、避けて通れぬ行為なのだと思いたい。だから「宇宙船レッド・ドワーフ号」を観た。TOEICさん、smeg head(ウジ虫)という単語を覚えたのだから是非問題に出してくださいお願いします。
小学生の頃から親の趣味もあって見ていたドラマだったが、スターウォーズやトランスフォーマーに先んじてレッド・ドワーフでSFを楽しんでいたのは自分でも意味が分からない。
ただ脚本や舞台設定が面白いこと、テンポが良いこと、吹き替えが高レベルなことが相まって大ファンになってしまった。これとミスター・ビーンが私の幼少期のコメディ教養を深めてくれた……はず。
最新作も(全員が再登場するシーズンはドワーフっぽくなかったが)昔のような掛け合いとテンポにくわえて吹き替えまであったから大変嬉しゅうてならなかった。最終シーズンより、今回の最新シーズンの方が、初期のノリがあって好みかもしれぬ……
ただ、いよいよもって宇宙事業団というモノが分からなくなってきたが……ポンコツ船ドワーフ号を有しているだけでなく艦隊も持っているのはどういう……アナハイムじゃないんだから……
ほらもう忘れた。
もうTOEICの参考書で覚えた単語を忘れたぞ。
リマ―の小人が踊っているシーンしか覚えていないぞ!
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万札より酔人
明日雪ふるとか嘘でしょう、ちょいと困りますよ、おやっさん。
センター試験の国語がサブカルチャーを扱ったと小耳にはさんだ。できれば私の時代の時にお願いしたかった。戦前の文章ではなくて……
そういえば今日は確か、人文社会系学部の縮減・廃止に反対するデモがみなとみらいらへんで開かれていたはず。
参加はできなかったしどういう集団行動に相成ったのかは分からないけれども、「戦争反対」とか「増税反対」みたいな前々から見かけることの多々あった標語ではなく「人文社会系廃止反対」というのは新鮮だ。
同時に悲しい。
いかぬいかぬ酔いが回ってきた、好き放題ただただ綴る。
このグローバル化が叫ばれるご時世、役に立つ学問が求められるようで、実学思想の悪い部分だけ吸収したような政策が目立つようになってきた。
松永昌三さんの『福沢諭吉と中江兆民』(中公新書)によると、福沢諭吉はどちらかといえば実学を、中江兆民は教養学を重視していたが、明治維新期の富国強兵策のため(本人の真意は別として)国にとって利用しやすかったのは前者の実学思想だったという。
勿論二人とも人間なので、明治維新期の偉人・福沢諭吉や明治期デモクラシー思想者・中江兆民という紋切り型の分類などできるわけがないが、少なくともその方向性については随分逆向きではあるだろうし、後者に物凄く魅力を感じる。
結果諭吉さんは慶応義塾をたてて一万円札になる一方、兆民さんは色々と失敗して不遇の時代を迎えるとしても、やっぱり役に立たないものを学ぶことに心惹かれるなぁ……
こうも教養学系に肩入れするのは、自分が直接は役に立たない文章を扱うサークルに属しているからなのだろうて。
でも教養学も面白いし、学問で「役に立つ・立たない」を分けるのは急ぎすぎじゃなかろか。そう言う話が話題にあがって議論をせざるを得ないというのは悲しい。
象牙の塔にこもって人を見下すのが素晴らしいかと言えばそうでもないので、議論はあってもよかったけれど、結果が先行というのがね _(:3」∠)_
しかしフィンランドでもあちらの人文系の先生が、大学側は人文社会系縮小に抵抗しているとおっしゃってらしたし、国際的な流れなのだろう。
かなしかなし。
芥缶って書くと格好いい
是日々努力也。
とはよく言うがモラトリアムにずっと生きていたい切実に。
恩師とともに歌舞伎を鑑賞。
「大向う」という掛け声が基本的に女性には許されていないとか、幕の最後は大詰めと呼ぶとか、色々と無教養な人間からすれば驚きの連続であった。舞台が随分ハイテクなのに黒子の活躍が不可欠なのも面白い。
話自体はかなりエンタメ性が強く、「めでたしめでたし」で終わるすっきりしたもの。狐が終始可愛くかつかっこよかった(あゝ、なんて情けの無い感想よ!)。
とにかく楽しかった。文系学部解体とかふざけたことをやっている場合ではなくて、むしろ教養教育やこういう伝統芸能のような金にならない文化芸術に金をかけていくべきなんじゃないかなぁ。
学のない人間の安直な発想。でも現実主義と効率性だけだとつまらない社会な気がする。
文化といえば、小説執筆に役立つポメラが壊れた。
使えない訳ではないが如何せん使いにくい。長年愛用していたものだが書きにくければどうしようもないし、生産終了したものだしとそろそろ新しいのを買うべきか二の足を踏んでいる。
だって高いんだもの。
財布については保守派。
文章をキーボード形式で打てるウィルコムの携帯が出てきた時も感動的だったが、やっぱりポメラの使いやすさと言ったら。
その場で自分の思想思考思案をキーボード形式で打ち込める素晴らしさは大変ありがたい。
さて、どうしようか……社会に出るまでには買うのだろうけれど。
大いに悩む。結論は先送りだ!
ゴミ缶モデルだ! 芥缶万歳!
あけてました
あけてましておめでとうございます。
去年も一昨年も凶、凶であったわが身としては、新年一番のおみくじが大吉であったことに心躍らせている。
去年は夢だった北欧留学が叶い、サークルも引継ぎし、と色々あったが、今年は就職活動の年の様で恐ろしい。既に年賀状からして「就活頑張ります」アピールをしている友人が少なくない。頼むからプレッシャーはやめて頂きたい次第あゝ助けて。
そういえばどうやら江戸川乱歩の作品が今年で著作権切れらしい、楽しみ楽しみ。
江戸川乱歩作品の初めては明智小五郎シリーズだったが、次のページをワクワクしながらめくれた(同じころ読んでたルパンが次第にフランス愛国小説と化したこともあり)覚えがある。
「芋虫」系のグロテスク小説も好きだけど、やっぱり二銭銅貨はじめ推理小説系の方が面白く感じる。
なんだろう、あの犯人を着実に追い詰めていく感じ(もしくは、追い詰められていく感じ)と大正~昭和の文化背景・文体がすごく好きで、いつかあんな小説が書ければと思って十年目、追いつくことすらできず才能の無さを痛感すると同時に江戸川乱歩の小説が余計に魅力的になった。
無知蒙昧なりに青空文庫で色々読んでないモノにも手を出してみたいなァ。
社会の歯車かプーかの境目であるこの年。
無理しない程度に頑張りたい。
さらば愛しの文芸サークル
酔った勢いでつらつらと。
今日、正確には昨日、長らく運営に携わっていたサークルを引退した。
籍はあと一年ほど残すだろうが、やはり三年前からお世話になっていたサークルだけあって、非常に感慨深い。今日はその引退式兼忘年会兼打ち上げだったのである。
考えてみれば中々に残念な話だ。
同期のうち一部は留学、一部は多忙。比較的暇で時間の都合をつけやすかった自分が、運営側に回るのは至極当然の流れであったが、おかげでこのサークルは暗黒時代を迎えることになってしまった。
伝統は破壊され、やり方は独裁、事後報告の連発。意思決定も統率もできずに後手後手が続く日々……誇れるような実績は大体先輩の遺産の食いつぶしか、後輩の貢献によるものばかりであった。単刀直入に言えば無能だった。
言い訳ができるなら、元々個人作業である文芸創作の輩を一つにまとめるのがかなり大変であったことぐらいか。いずれにせよもう暗黒時代は終わり、有能ばかりがいる次の世代による新しいサークルの時代になるのは間違いないことだ。
後悔先に立たず、何度も聞いた言葉ではあるが本当に耳が痛い。
後輩が有能で良かった。本当に。